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ビッグデータと個人の隔たり
ビッグデータは個人を直接的に認識することはできず、個人がビッグデータに共感することも難しい
国の気分とその国に住む私の気分にはどのような関係性があるだろう
各ファンは日本の8つの気分のうちの1つを表しています。
8つのファンは、ラッセルの感情円環モデルと呼ばれる感情の二次元モデルに基づいた、快ー不快と覚醒ー沈静の軸で表される平面上に配置されています。
日本の一週間の気分のデータの変化は、風の強さによって表され、8つのファンによって作られる風が中央にフィールドを作り出します。中央には体験者(=日本に住んでいる各個人)を表す風鈴が置かれます。
左下のボタンを押すことで、風鈴の方向を制御し、右下の2つのボタンにより、風鈴を体験者の現在の感情に基づいた位置に配置させます。
個々の感情が環境の感情とどのようにコミュニケーションをするかを表す風鈴のゆらめきや音は、ファンの座標(環境に属した感情)、風の強さ(その感情の割合)と風鈴の座標(体験者の現在の感情の状態)によって左右されます。
私たちはお互いにコミュニケーションを取る際、感情と共にコミュニケーションを図ります。
このデザインは、オンラインデータを物理的にインタラクティブ可能なものに変換します。
デジタル画面上の図表を単に見るだけでなく、相互作用を通じて、体験者は自分のデータを体験し、意味を考え、データとより深く関わることができます。